2016年度新宿区協働事業の第2回を、5月12日(木)に新宿区スポーツセンターで行いました。

今回は初めて保護者/指導者向けの開催で秋本真吾さんに走り方実践指導セミナーを開催いただきました。足を早くするための理論から、子ども達へ伝える時のポイントを座学を通じて学んだ後に、体育館に移動して実際の走りのポイントを実践を通じて体験していただきました。

セミナー

走り方理論説明1走り方理論説明2セミナーでは動画や資料を見ながら、骨格や筋肉についての作りやその動きから、早く走るための理論や各競技のトップ選手とそうでない人との比較など、数字も用いながらわかりやすく説明していただきました。どんな競技の選手でも足が速い人の共通点は一目瞭然でした。

実践指導

では、実際に理論がわかってもそのように走ることができるようになるためには練習が必要不可欠!自ら体験することで頭の中と体の反応のギャップを埋め、自分が伝える側になった場合どういったところを強調して伝えるのが良いのか一つ一つ丁寧に教えていただきました。先ずは準備運動から!

走る時にはどこの筋肉が使われているか?セミナーの中でも出てきた筋肉の動きを意識しながらのアップ!!これから走り始めるという時には、静的ストレッチよりも動的ストレッチで筋肉を動かしながらやる方が効果的でした。普段運動をあまりされていない方はこの動的ストレッチだけでもかなりいい運動になっていました。

実際に早く走るために一番大事なこと!セミナーの中でも何度も繰り返し言っていましたが、実際に自分が意識するとどうだったでしょうか?頭の中の想像とやってみた時のギャップは繰り返し正しい形で行うことでしか解消できません。だからこそ子ども達に伝える際も、この一番大事な事を忘れずに伝えてあげて下さい。

少しずつ走る回数も多くなってきて、最初に走った時と最後の方ではご自身でも変わってきた感覚があったのではないでしょうか?正しい知識を教わり実践する事で短期間でも成果を得られたと感じていただけていれば幸いです。是非今回のセミナーで感じた事を子ども達にも伝えていただき、将来に繋がっていけばと思います。

今回初めて開催させていただいた大人向けのセミナーでしたが、伝える側の大人が変われば子ども達にも変化が起こり、それがより良い将来に繋がっていくと信じております。8月にも保護者・指導者向けのセミナーを開催いたしますので、その際も是非ご参加いただければ幸いです!